ワイヤレス給電とは
ワイヤレス給電とは、電磁波(高周波)を利用した電力で、
LEDの点灯やモーター等を配線を使わず非接触で負荷を駆動するシステムです。
産業機器の実験から、ジオラマやフィギュアのLED点灯まで、幅広い分野で使用可能です。
使用用途や使用電力の大きさにより、発信機やコイル基板を各種用意しており、
標準品として出力は0.2Wから4Wまで幅広く用意しています。
ワイヤレス給電
給電出力5.0Wタイプで小型の給電ユニットです。

外形寸法:111x120x44mm(アルミケース入り)
発振周波数:6.78MHz
入力電圧:12V
入力方法:ACアダプター
給電出力:5.0W/12V
給電方法:同軸線で給電コイル基板に接続
ワイヤレス伝送距離:約150mm(コイル形状による)
用途:モーター駆動・充電・LED点灯他
ワイヤレス給電
給電出力1.5Wタイプで超小型の給電ユニットです。
従来品に比べ容積が約1/3になっています。

外形寸法:82×70×24mm(アルミケース入り)
発振周波数:13.56MHz
入力電圧:5V~15V(ワイド入力)
入力方法:ACアダプター
給電出力:0.7W/5V ・ 1.5W/9V
給電方法:同軸線で給電コイル基板に接続
◆接続使用例写真
ワイヤレス給電 youtube動画集
ワイヤレス給電
超小型ですぐに使えて遊べるワイヤレス給電ユニットです。
パソコンやモバイルバッテリーからmicroUSB-Bケーブルを繋げるだけで、
受電コイル基板のチップLEDが点灯します。
また発信機と給電コイルを切り離し、ケーブルで繋いで使用する事も可能です。

ユニット基本構成
品番:MQS-1PXA-LED3P
・発信機+給電コイル一体型基板:1枚
基板寸法:55mmx28mm 高さ:約5mm
発振周波数:13.56MHz
接続コネクター:microUSB-B
給電出力:約200mW
ワイヤレス伝送距離:約50mm
・LED実装済受電コイル基板:3枚
チップLED色:赤・青・緑・黄・白から選択
基板寸法:Φ16mm 高さ:約2mm
受電周波数:13.56MHz
オプションに関し
コイル基板の追加やLED無しのコイル基板も追加できます。
スルーホール基板もあり、砲弾型LEDの実装からモーター・二次電池モジュール・ハーネス出しも出来ます。
ワイヤレス給電 youtube動画集
ワイヤレス給電 応用事例
【ドローン】
無人プラットホームでの充電に利用出来ます。
【鉄道用模型ジオラマ】
ジオラマの建物夜景や虫の鳴き音、水車などに利用出来ます。
鉄道を走らせるだけでなく、情景を工夫することで、多くの風景を複雑な配線をせず、
電池不要で製作出来ます。
そのため、建物など情景物の配置も自由で、設置や移動が簡単に出来ます。
【立体的な展示物へ利用】
平面上に置かれた建物類だけでなく、タワーなど高い建物や立体物にも利用出来ます。
又、ガラスや壁越しに室内と外を非接触で結ぶことも可能で、壁に穴を開けずに給電可能です。
【玩具類】
電池式 玩具製品を電池レスに置き換えて利用出来ます。
【水槽】
水槽内では配線をすることなくLED点灯による照明や、オブジェ品の点灯に利用出来ます。
【同軸線による長距離無線給電が可能(特許取得)】
同軸線を使うため電力の減衰がほとんど有りません。
◆お客様仕様によるカスタム品の開発・設計製作をお請け致します。(回路設計+基板設計製作+部品実装)
◆ワイヤレス給電デモ機セットのご用意もしております。詳細につきましてはお問い合わせ下さい。
開発・製造元
マスデンテック社 http://maset.main.jp/